日帰り手術|フジタニ眼科|勝どき駅|眼科

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日帰り手術

日帰り手術|フジタニ眼科|勝どき駅|眼科

日帰り手術について

日帰り手術について

当院では日帰り眼瞼手術・日帰り涙道内視鏡検査手術を行っております。受診から手術、その後の診察の流れについてご説明させていただきます。

眼瞼下垂手術

受診(手術決定まで)

診察

瞼を挙げる筋肉(眼瞼挙筋)の機能を評価したうえで術式を決定します。
病状・手術について説明、納得していただきましたら、手術同意書にサインをしていただきます。

  • 日時の決定(手術日は木曜日もしくは土曜日夕方)
  • 全身状態の把握、内服薬確認、送迎の有無確認
採血
(感染症の有無)
  1. 眼瞼手術についての相談希望される方で、他施設からの紹介状をご持参の方は、完全予約制の水曜午前の「眼瞼外来」に電話予約していただくことも可能です。
  2. 眼瞼下垂を生じる前のお顔の写ったお写真を持参してくださると参考になりますので助かります。(20年以上前のお写真でも構いません)。
手術当日

局所麻酔による日帰り手術を行います。(両側で60~70分)

  1. 診察
  2. 局所麻酔点眼、消毒
  3. 麻酔
  4. 執刀
  5. ガーゼ貼布
  6. 患部を保冷剤で15分冷却、安静に休んでいただく
  7. 傷口の出血の有無確認、帰宅していただく
  8. 術翌日診察(ガーゼをはずし、傷口のチェック)
  9. 傷痕チェック
  • 抜糸は術4~7日後(眉毛下皮膚切除術は術1~2週間後に抜糸)
  • 診察は、術1か月、2か月、3か月、6か月
  • 問題なければ診察終了

※手術当日:洗顔洗髪入浴不可
※手術翌日:首からシャワー可能
※手術3日目以降:洗顔洗髪入浴可能

術前
術前
術後
術後

涙道疾患の治療

涙道閉塞

涙道閉塞

涙目の症状のある方の中には涙道閉塞になっている方がいます。涙道閉塞の診断には通水検査をします。
目頭の上下に小さな涙の排泄口(涙点)があり、そこから涙は小さい管を通過して鼻腔へ流れでています。その涙の通り道を涙道と言います。涙道のどの部分が詰まっても涙目になります。通水検査をして、涙道閉塞の診断をします。涙点から生理食塩水をいれて、お水が逆流し、お口にお水が来ない場合、涙道閉塞を起こしています。
涙道閉塞がある方は涙道内視鏡検査をします。目頭近くに麻酔の注射をし、涙点(涙の排泄口)から直径0.9mmの涙道内視鏡を挿入し、モニターを見ながら涙道の中を確認します。涙道の閉塞部分を開放し、涙道の再閉塞の予防目的でチューブを挿入します。麻酔注射後、眼球の周りの筋肉が麻痺し、ものが二重に見えるので片眼のみ眼帯をします。麻酔が切れた3~4時間後には回復します。麻酔の注射で眼瞼が腫れ、皮下出血を生じることがありますが、自然に治るので心配ありません。再閉塞した場合、再手術が必要になることもあります。涙道閉塞の状況によりチューブが入らないこともあります。
(手術時間は片20~30分程度)

受診(手術決定まで)

診察

通水検査をし、涙道閉塞の診断後、涙道内視鏡手術を決定します。病状・手術について説明、納得していただいたら手術同意書にサインをしていただきます。

  • 日時の決定(手術日は木曜日もしくは土曜日夕方)
  • 全身状態の把握、内服薬確認、送迎の有無確認
  • 採血(感染症の有無)
手術当日
局所麻酔による日帰り手術を行います。(片側で25~30分)
診察
  • 局所麻酔点眼、消毒
  • 局所麻酔、涙道内視鏡手術
  • ガーゼ貼布

※術翌日は診察がありますので受診してください。

手術翌日以降
  • 診察時に、ガーゼをはずす
  • 診察は、術翌日、術後2週間ごとの診察(通水)
  • 術後3か月でチューブ抜去、チューブ抜去後は、1か月ごとの診察(通水)
  • 手術当日は洗顔洗髪入浴不可

術翌日以降は生活に制限はありません。洗顔洗髪入浴、お化粧可能です。
術当日、帰宅後、唾液や鼻水に少量の血が混じっていますが、問題ありません。

抗VEGF抗体硝子体注射

下記の疾患は、黄斑浮腫を生じるとゆがみや中心暗点(真ん中が暗く見える)、視力低下などの症状が出現します。

  • 加齢黄斑変性
  • 網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症
  • 近視性脈絡膜新生血管、糖尿病網膜症

これらの疾患では、目の中で、体内のVEGF(血管内皮増殖因子)という物質が、新生血管の増殖や黄斑浮腫の悪化に関与していることがわかっています。
このVEGFの働きを抑える薬剤である抗VEGF薬を眼内に注射することにより、黄斑浮腫を改善させ、病気の進行を抑制します。
治療は、硝子体注射という方法で行われます。初回の治療後は、病気の状態を見ながら追加の注射を継続していくことが多いです。

注射方法

前日まで
注射を受ける日の3日前から術眼に、朝・昼・夜・就寝前の1日4回、抗菌剤の点眼をしていただきます。
当日
当日は、治療用のベッドに横になってもらい、点眼麻酔、消毒をして注射を行います。注射自体は数秒で終わり、痛みは個人差がありますが、ほとんど感じません。注射後は、そのままお帰りいただけます。
注射翌日以降
感染予防のため注射後はアイパッチを目に貼ります。当日洗髪・洗顔は控えてください。翌日からは洗髪・洗顔可能です。翌日から術後の感染予防の点眼を1週間していただきます。また、眼に異常がないか診察があります。
注意点
  • ごくまれ(2000分の1程度)に眼内炎(目のなかに菌が入ること)を生じることがあります。重篤な場合は、失明にいたる場合もあります。注射後は、抗菌剤の点眼が必要です。また、注射後に強い眼痛や充血などの症状がでた場合には、直ちに受診していただく必要があります。
  • 眼圧上昇、視力低下、眼痛、網膜出血などの副作用が報告されており、軽いものでは白目の出血や充血、重いものでは網膜剥離、硝子体出血などの合併症があります。
保険治療費
1回の注射で、35,000円~45,000円程度の費用がかかります。